富士急ハイランド

バーチャル3D・シュミレーションは富士急ハイランドの十八番

ウォークスルーミッションクリアタイプのアトラクション「絶望要塞」、バーチャル3Dアトラクション「富士飛行社」「ヴァンゲリオンワールド」。
今はなくなっちゃったけど「ガンダム・ザ・ライド」「ガンダムクライシス」「合戦戦国BASARA」「武田信玄埋蔵金伝説風林火山」「ZORA7」もこのカテゴリー。
富士Qはこの手のアトラクションが十八番。敷地が狭めだから工夫してるんでしょうね♪

絶望要塞

絶望要塞

©Fuji-Q

これはいくら周回しても無理じゃない?運ゲーとも言われ、開発テーマは“一人も脱出させない”アトラクション

絶望要塞

富士飛行社

富士飛行社

©Fuji-Q

気分爽快、およそ5分の絶景フライト♪パロディかと思いきや老若男女を問わず誰もが大感動の絶景体験

富士飛行社

ヴァンゲリオンワールド

ヴァンゲリオンワールド

©Fuji-Q

エヴァ初号機は身長?80m。等身大ってどんだけデカイ?
とりあえず「行ってきましたぁ~」

ヴァンゲリオンワールド

バーチャル3D・シュミレーション系アトラクション(2016/03現在)

リアルなストーリーと映像やサウンドを中心とした演出で仮想の世界へ深く誘うバーチャル3D・シュミレーション系のアトラクションは富士急ハイランドの看板アトラクション。戦慄迷宮ほかホラー系アトラクションもこの分野に入ります。

富士飛行社
:世界遺産・富士山を五感で体感
絶望要塞2
:生き残れるのは、100万人にひとりだけ
EVANGELION:WORLD
:人気アニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の世界観が楽しめるパビリオン
絶凶・戦慄迷宮
:さらなる進化を遂げて究極の恐怖に迫る
血に飢えた病棟
:真っ暗な暗闇の中、360度から聴こえてくるリアルなサウンドで襲われる恐怖を体感
ゲゲゲの妖怪屋敷 妖怪小噺
:ゲゲゲの鬼太郎のちょっと怖い話をヘッドフォンで聞くと、まるで妖怪がうしろにいるみたい

バーチャル3D・シュミレーション系の歴史、秘話(古い情報は請け売りww)

映像・サウンド・演出・ストーリーの必須要件に加え、何らかのテイストや話題があって初めて人気アトラクションと呼ばれるバーチャル3D・シュミレーション系のアトラクション。富士急ハイランドは特に「何らかのテイストや話題」作りに長けています。

富士急ハイランドが本格的にこの分野のアトラクションに注力し始めたのは2000年頃。1980年代から現在のケームセンターにあるシューティングゲームとライドアトラクションを掛け合わせたシュミレーションライド系(ディープ・シー・アドベンチャー・アングラー、ゾーラ7)はありましたが(乗ったコトはありません。話しが古すぎて…)、話題作りやテーマなどに欠ける単なるアトラクションの1ツにすぎませんでしたが、 2000年に開業した「ガンダム・ザ・ライド」は機動戦士ガンダムをテーマにしたシミュレーションライド、地元山梨の戦国武将をテーマにしたウォークスルー型ミッションクリア系アトラクション「武田信玄 埋蔵金伝説 風林火山」と、明確なテーマを与えることで強く「話題性」や「興味」をアピールすることに成功。以後の非ライド系アトラクションの礎となりました。

年月が過ぎると話題性が薄れて行くのは当然。また、アミューズメントパークとしては若干敷地面積の狭い富士急ハイランドですから、バーチャル3D・シュミレーション系アトラクションは常にスクラップ&ビルド。およそ3~4年のサイクルで一部リニューアル、5~6年程のサイクルで同じ場所・建物に新アトラクションのオープンを繰り返しています。

ドドンパ前にあった大きなスケートリンクを潰して「高飛車」を建造、ホテル施設のリゾートプールを潰して「リサガス」。もう後はフジヤマミュージアムや駐車場、隣接の富士急行関連施設(本社ビル、ハイランドドミトリーなど)の移設(といっても隣接に空き地ナシ)以外は、敷地内の地下を掘り下げる以外に無いねww
次のアトラクションはバーチャル3D・ウォークスルー型ミッションクリア系アトラクション「進撃の地底人」だったりして~